Red Nose Day

ここ2週間くらい、色んな場所にこの広告が。

反射して見えにくいかもしれませんが、イギリス人女優のKeira Knightly
そう、タイトルにもしていますが13日は「Red Nose Day」でした!
「レッドノーズデー」とは、子供達のためにイギリスのコメディアンや役者、歌手、有名人が中心となって様々なことをするチャリティーデーです!
日本でもあるチャリティー番組と少し違うのは、恵まれない子供達や難病と闘う子供達のためのチャリティーでもあるのですが全ての子供達の教育や学習、学校ためにお金を使うことや、真面目なドキュメンタリーから学んで問題を皆で見つめていこう!だけではないということです。
とにかく面白いことをしよう!皆がハッピーになることを!!といったような感じなのです。
勿論、きちんと考えていかなければならない問題や課題についてのドキュメンタリーもあるのですが、なんとこのチャリティーのテーマが
Do Something Funny For Money」なのです!
13日の夜がThe Big Night(19:00〜25:30amのスペシャルショー)でメインなのですが、その2週間くらい前から少しずつ始まっていて後1週間くらいもTV放送がされるのです。
レッドノーズデーのHPをご覧頂くとピエロのような赤い鼻を付けている写真がいくつか見られると思います。

こういったグッズも売られていて、面白いのは車用の鼻もあるのです!!
今年は人用の鼻と同じデザインの大きなシールだったのですが、数年前はプラスティックの半球で本物の赤い鼻みたいなものもありました!
このチャリティーを支持する人は車にこのシールを貼って数日間運転するのです♪
ただ単にチャリティー番組をするのではなく皆が生活の中の身近な部分で楽しめるような方法が取り入れられているのは外国ならではな感じがしますね。
他にもチャリティーグッズがあり、中でもすごい人気だったのがStella McCartneyデザインのTシャツ。
ビートルズプリントはステラならではのデザイン♪中でもマドンナプリントが1番人気で即完売だったようです。
お店の店員さんが赤い鼻をつけて仕事をしていたり、街で子供達が付けていたり。
ちょっと鼻で息をしにくくはなりますが笑、スポンジのような素材で作られていて鼻につけても痛くありません♪
子供から年配の方まで、皆が楽しみながら身近にチャリティーに参加していました。
実は、このチャリティーRichard Cutisが設立したチャリティーの会社、COMIC RELIEFが1985年から始めた企画なのです。
リチャード・カーティスって誰?と思われるかもしれませんね!
イギリス映画好きなら誰もが知っている名前。
そう彼は、ブリジットジョーンズの日記ノッテングヒルの恋人ラブアクチュアリー等の映画監督です。
最新作のThe Boad That Rockedが4月から公開です。
去年、一足お先に観させて頂く機会があったのですが、今までのラブコメディー作品とは違ったシュールな空気もあり笑いもあり面白かった!日本では公開されるのかなぁ?
レッドノーズデーのキャストやレポーターには、StingRowan AtkinsonEmma ThompsonJamie OliverBonoといったような顔ぶれも。
有名人が何日もかけてキリマンジャロ登山に挑戦したり、コメディアンとイングランド代表サッカーチームやKate Mossとのコメディプログラムがあったり、OasisU2Franz Ferdinandなど有名アーティストのライブがあったり、ロイヤルファミリーやブラウン首相のサポートがあったり、他にも盛り沢山の内容だった今年も数時間のテレフォンコールやグッズによるお金で£55ミリオンものお金が寄付されたそうです、因みに今もHPからお金を寄付することが可能なのでまだまだ金額は変わり続けているようです。
病気をしていても人は笑うことで心が元気になり、それが一番の薬になると聞いたことがあります。
そして、1人1人が持ってる力は小さくてもそれが沢山集まれば集まるほど大きな力に変化する。
こうやって皆が笑顔で楽しいことに参加してそれが誰かのためになる、なんて素晴らしい企画なのでしょうか。
やはり皆が笑顔でいられることが1番ですね。
そして、なぜこの話をこのブログで書こうと思ったのかと言うと、今年の付け鼻くんたちに歯がデザインされていて。。見た瞬間に「イースマイル!!」と思ったから♪笑
ロンドンでも、歯に関する何かを見るとイースマイルを連想する私です♪

チャリティーと言えば、イギリスにはどんな街にも「チャリティーショップ」と呼ばれるお店が一軒はあり、いらなくなった物や洋服等をそのお店に譲り、それを販売するリサイクル形式のようなお店があります。
そのお店の売り上げは、病院や学校など様々な分野に寄付されています。
道にはリサイクルBOXと呼ばれる大きなポストのようなものがあり、いらなくなった洋服や靴を環境のためにゴミとして出さずにそこに入れてリサイクルに繋げる仕組みもあります。
スーパーマーケットでは殆どの人がエコバッグを使い、ビニール袋を断ります。

1人1人が気づき、始めることで大きく変わることが日常には沢山ありますね。
私は個人的に、イースマイルのロゴのエコバッグがほしい!!
有本先生、エコバッグ作ってみられてはどうでしょうか♪笑