タコとイカ

以前ブログにも登場して頂いたことのある寺本さんが,淡路島のお土産で「たこせんべいの里」というタコのおせんべいを下さいました☆

寺本さんが「名前は''たこせんべいの里''やのに''いかすみせんべい''って書いてて,タコやのにイカスミで矛盾してるねん(笑)!」とおっしゃってみんなで笑っていたのですが,よく考えたらイカスミはよく食品やお料理で見かけるけれど,タコスミは全然聞かないですよね.
そこで調べてみました♪
イカスミもタコスミも成分は同じセピオメラニンと呼ばれるメラニンの一種だそうです.
イカスミ
いかすみ」は,粘り気があるすみで,海中ではすぐに霧散することなく一つの塊状となり,この塊がイカの姿に見えることから,外敵におそわれた時にダミー効果をねらったものであろうと考えられる.
いかすみ」がさまざまな商品に利用されるのは,イカが日本近海いたる所で獲れること,水揚げした際にイカはすみを全部吐かないため残っていて入手しやすいこと,また「こういか」のように親指大もある大きなすみ袋を持つイカもいることなど.

・タコスミ
タコは敵におそわれると思い切り天敵に向けすみを吐き,煙幕状にしてそのすきに逃げる.そのすみには天敵ウツボの臭覚を麻痺させたり,カニの感覚を麻痺させる特殊な成分があるといわれ,そのため経験的に利用をさけていたと考えられる.
タコは大部分が輸入され,加工段階で内臓が取り除かれていること,水揚げの際にはすみを吐いてほとんど残っていないこと,またすみ袋が非常に小さいこと,などから利用されにくい.

この理由からタコスミは一般的には使われないようです.
へぇ〜〜
頂いたお土産がきっかけで勉強になりました!
みんなでおいしくいただきます♪ありがとうございました,寺本さん♪♪